テレビの報道について

 あるテレビ局の情報番組内で、今日の注目すべきニュースをランキング形式で伝えるコーナーがあります。少し前の1位は某芸人の当て逃げ事故に関する内容でした。何故、事故現場から逃げたのか、本人からのきちんとした説明が無いことで関心が高くなっていたのかもしれません。ただ、相手が負傷する程度の事故でもなく、交通事故としては、些細なものでニュースになるようなことではないといえます。

 何故、このニュースが注目されてとりあげられるのか、不思議に思うことはよくあります。テレビの場合、特に視聴者の特定の年代、性別に偏りがある気がします。例えば、朝の情報番組は男性のサラリーマンは観ないだろう、女性向けにしようという決めつけ(定年後の男性もよく観ていると思いますが)。

 注目度の高いニュースを取り上げるのはいいのですが、誰にとって注目度が高いのかをよく検討してもらいたいです。または、ニュースをテーマ別に時間帯を分けて報道する(国際情勢、国内政治、社会一般など)テレビ局があってもいいのではないかと思います。

 

 

いいちこ_①大分県の麦焼酎②別名:下町のナポレオン

 アルコール中毒にはなりたくない、と常々思っています。肝臓が強いのか、親譲りなのかは分かりませんが、若いころから少々の酒では酔わないのが特技だとも思っていました。還暦が近づくとさすがに量は減りましたが、毎日の飲酒は唯一の楽しみになっています。休肝日を作ることを考えていますが、なかなか実行できません。 

焼酎のイラスト

普段は発泡酒と焼酎が多く、期間限定で焼酎がワイン、ウイスキーに替わります。唯一の楽しみだという理由は、飲んでいるときは空想が膨らむことです。政治、経済、スポーツ、エンタメ、様々な分野で日々起きている問題がこうすれば解決出来るのに、という妙な自信をもってしまうのです。

 例えば、、、

【ロシアとウクライナの問題、中国と台湾の問題、北朝鮮と韓国の問題等は国境を無くせば解決するのではないか。国境という概念をなくしてしまい、自由に行き来できるようになれば紛争も起こらない。そうなると国として分ける必要がないから、世界という国の中の都道府県の扱いでいいんじゃないか。】

少子化対策を政府は進めていると言いながら男性の生涯未婚率は30%近くとなっている。若手の議員を担当大臣にすべきではないか。20代、30代の独身男性議員に自分のこととして考えてもらえば、よりよい政策をうてるのではないか。高齢化対策では、高齢者と現役世代が半々で検討すべき。】

【国会議員は国の政治を考えるべきなのに地元の道路整備、新幹線誘致などに忙しい。小選挙区制など止めて比例代表制だけにしたらいいのではないか。地元の要望は県会議員がまとめて政府に届けて平等に検討する。そうすれば国会議員の口利きによる公共工事の優先順位付けがなくなるのではないか。】

【テレビ局は公共電波を使うので免許制となっている。テレビ局自らが番組を制作・編成・放送するが、番組制作を制限する規制をかけることは出来ないか。また、番組制作費、タレントへのギャラや主な収益源である広告費を開示することで芸能事務所への忖度問題も解決するのではないか。】

などナド。飲んでいるときは素晴らしいアイデアだと思っても、翌日になると酔いとともに醒めてしまいます。それで済ませることが多いのですが、どんな思いつきや空想であっても、何か現実化できるように考えてみることが、実はものすごく大切なことだと思います。そして、何かしら行動してみること。中年になると「感情の老化」が進みます。「スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんをみて、自分には無縁のことだと思ってしまう。」から脱却する方法ではないでしょうか。

 

 ※「いいちこ」という大分県麦焼酎は有名です。名前の由来は、大分弁で「いいちこ」は「いいですよ」とか「よいですよ」という意味だそうです。酔っていくうちに、フランス革命後の混乱を収拾するような大それたアイデアを空想してしまう「下町のナポレオン」も気の利いた愛称です。 

透明人間のイラスト(空想上の生物)

某芸能事務所問題が長引く一因

 某芸能事務所の性加害問題はいつ解決するのか、終わりが見えません。特定の女性アイドルを「推し」としている身としては、そのアイドルの所属事務所が同様の問題を起こしたら、と思うと恐ろしくなります。芸能事務所とテレビ局の関係は特殊だとは思いますが、ファンのためを考えるなら普通に仕事をしてほしいものです。

怪しい組織と癒着する会社のイラスト

 某芸能事務所は株式会社として経営されています。株式会社とは、社会貢献と営利を目的とする法人とされます。また、株式を有する株主から資金を調達して株主から委任を受けた経営者が事業を行い、利益を株主に配当することが大きな特色です。株式は公開すると誰でも株を買えますが、公開していない会社(非公開会社)だと、株主が一人ということもありえます。某事務所は公開会社でなく株主は前社長一人のみであるために、解決が見通せない状況が続いているのかと思います。

 某事務所は資本金の額では大会社とはされないようですが、売上、利益の額では業界一であり、不祥事が起きたときの社会的影響が大きくなります。社会貢献が出来るような会社に再生することを願うばかりです。

年金_①毎年定期的、継続的に給付される金銭②公的年金と私的年金に分類される

 65歳はまだ先ですが、どのくらい年金が貰えるのか知るために年金機構に行ってみました。窓口で話すとその日は相談件数が多くて3時間位待つとのこと。予約して来たほうがいいと言われて出直しました。平日でも相談する方は多く、予約の日時を決めるのも一苦労です。

 数年早く生まれていれば、65歳より前から年金が貰える、ということを知り損した気分です。60歳で定年の後、65歳までの収入をどう確保するか、悩んでいます。年金を繰り上げてもらうことも出来るそうですが、60歳から貰うとすると65歳から貰うより1年間で24%も減額されてその年金額が一生続くので、あまり長生きすると得ではなくなるとのこと。

 定年延長制度があっても60歳以降は収入が激減します。国民年金は1階、厚生年金は2階となる2階建ての公的な年金制度だけでは高齢期を乗り切れないとすれば、何階建てが必要なのでしょうか。老後の生活資金を得る方法を野球の投手にたとえて、60歳を過ぎても出来るだけ長く働いて賃金で生活する先発、いつまでもフルには働けないので中継ぎとして企業年金個人年金、抑えに公的年金を使用する、と勧める指南本を読みました。

 「年金で老後を過ごす」のではなく、「年金は死ぬまでとっておきなさい」と感じるのは気のせいでしょうか。

玉ねぎに期待される効果_①血液サラサラ②免疫力アップ

 スマホのメモ帳に気になることがあればとりあえず書き留めておきます。タイトルごとに分けていますが、健康欄の情報は増える一方。「この簡単ストレッチはオススメ」「1分で血管を若返らせる体操」「タオルや椅子があれば出来るエクササイズ」といった内容の番組はほとんどメモしますが、溜まったストレッチを全て行なうと4〜5時間かかるでしょう。健康に関する食の情報も増えていき、免疫を高めるニンジンリンゴジュース、ポリアミンたっぷりヨーグルト、お刺身を食べてEPA、DHAを増やす(焼いたり揚げたりすると効果が減る)など気になる情報が多くなりすぎておすすめの優先順位が分からなくなっています。

 気になること、をメモしておくことは、忘れないために良いことだと思いますが、若い時分と比べ、後で試してみるという行動力が欠けてきました。メモ帳は今では使わない英語辞典のようです。

 数年前、毎日1個の玉ねぎを食べるという作家のエッセイを読んでから、これは続けています。ただ、1個だとお腹の調子が悪くなるので、1/2個位で血液サラサラの体になっていると妙な自信を持っています。普段から早食い、アルコール多めの食生活で成人病を恐れながらも、健康欄のたった2行、野菜ファースト、玉ねぎ中心で大丈夫と思いこんでしまう、これも玉ねぎの効果かもしれません。

優柔_①おだやかなさま、②決断力がにぶい

久しぶりに小倉駅を利用しました。在来線のホームから階段を降りると、目の前にはIC専用出口。切符を手にしたまま、毒舌を吐いてしまう。

ホームのどこかに案内が書かれていたのでしょうが、注意力散漫なのか年齢による視野の狭まりなのかと不甲斐ない思いになります。

 

定年後をどう過ごしていくか・・・

書店では定年後の参考書をたくさん見かけるようになりました。「60代からは好きなように働けばいい」とか「お金をかけずに起業しましょう」など、背中を押してくれそうな内容だと図書館で借りたり、特に気になる本は購入したり、準備をします。

(自分の悪い癖は、参考になる本がとりあえず手元にあると安心してしまうところ)

本を読んで自分なりのプランを考え始めると、いざ何をすべきか迷っています。

「怒ったところが想像できない」と言われるのは誉め言葉だと思うようにして生きてきました。人生を振り返ると【何となく】で過ぎたことが多いように思いますが、今回ばかりは【何となく】ではいけないと考えています。

恩田陸さんの「なんとかしなくちゃ。」という本をタイトルだけみて購入しました!