年金_①毎年定期的、継続的に給付される金銭②公的年金と私的年金に分類される

 65歳はまだ先ですが、どのくらい年金が貰えるのか知るために年金機構に行ってみました。窓口で話すとその日は相談件数が多くて3時間位待つとのこと。予約して来たほうがいいと言われて出直しました。平日でも相談する方は多く、予約の日時を決めるのも一苦労です。

 数年早く生まれていれば、65歳より前から年金が貰える、ということを知り損した気分です。60歳で定年の後、65歳までの収入をどう確保するか、悩んでいます。年金を繰り上げてもらうことも出来るそうですが、60歳から貰うとすると65歳から貰うより1年間で24%も減額されてその年金額が一生続くので、あまり長生きすると得ではなくなるとのこと。

 定年延長制度があっても60歳以降は収入が激減します。国民年金は1階、厚生年金は2階となる2階建ての公的な年金制度だけでは高齢期を乗り切れないとすれば、何階建てが必要なのでしょうか。老後の生活資金を得る方法を野球の投手にたとえて、60歳を過ぎても出来るだけ長く働いて賃金で生活する先発、いつまでもフルには働けないので中継ぎとして企業年金個人年金、抑えに公的年金を使用する、と勧める指南本を読みました。

 「年金で老後を過ごす」のではなく、「年金は死ぬまでとっておきなさい」と感じるのは気のせいでしょうか。